2006年09月06日

鈴木茂「ニッポンのロック・ギタリスト〜鈴木茂」

鈴木茂「ニッポンのロックギタリスト」日本人ギタリストに焦点をあてたコンピレーションのシリーズ「ニッポンのロック・ギタリスト」の鈴木茂編。
タイトルは、ちと野暮ったいが、内容はすばらしいの一言。

「ギタリスト」を主役にしたコンピだけあって、全曲インストルメンタルで、ギター・プレイヤーとしての鈴木茂を堪能できる1枚。
そして、このアルバムの目玉と言えるのは、79年発表の全編インストルメンタル「White Heat」が全曲収録されている点。
オリジナルは未CD化だったアルバムを、こういう形でも聴けると言うのは素直に嬉しい。

その「White Heat」の曲は、全部で8曲。
曲順はオリジナルに準じてはいないものの、全曲が収録されている。
79年と言う時代とギターインストというジャンルのせいか、どの曲もフュージョンのテイストが漂う。
参加ミュージシャンも、高橋幸宏、後藤次利のサディスティックス勢や、坂本龍一、浜口茂外也などのティンパンアレーファミリー、その他、小原礼やジェイク・H・コンセプションらが参加。

02「Wild Fire」は、浜口茂外也作曲のリゾート風なインストルメンタル。
鈴木の奏でる爽やかなのフレーズのほかにも、リズムを支える高橋幸宏、後藤次利のサディスティックス勢のプレイも聞き所。
03「Los Enamorados」は、イントロからサルサ風のラテンの要素を取り入れた曲。
鈴木茂と言うと、ストラトキャスターのイメージが強いけれど、この曲ではアコースティック・ギターのソロを披露。これが、なかなかカッコイイ。
06「On The Coast」は、作曲が浜口茂外也で、アレンジに坂本龍一が参加したナンバー。
ボーカルにサリータ・エスコバールをフィーチャーしたアーバンな雰囲気が漂うボーカル曲で、CTIジャズやボサノヴァに傾倒していたと言う当時の鈴木の一面が伺える。
ファンキーな鈴木茂も大好きだが、こういったメロウな感じの鈴木茂も、また魅力的。
ちなみに、矢野顕子がキーボードで参加し、ジャジーなソロを聞かせてくれているのも聞き所の一つ。
07「Hot Blooded」は、ストリングスとブラスをフィーチャーしたファンキーなナンバー。
どことなく、大野雄二の書いた曲のような雰囲気が漂う曲で、全面的に鈴木のギターソロをフィーチャー。
08「Moonstruck」は、「Lagoon」あたりの雰囲気にも通じる、ポップな雰囲気のリゾート曲。
スライド・ギターが、いい味を出してます。
10「Staline Melody」は、メロディーメーカー鈴木茂を堪能できる曲かな。
ゆったりとしたテンポで奏でられるメロウ・チューンで、ワウを効かせたギタープレイが、味になっている。
11「City Street」は、ブラスをフィーチャーした、ファンキーなインスト。
これも高橋&後藤のサディスティックス勢がリズム隊で参加し、鈴木のギタープレイはもとより、ファンキーにうねりまくる後藤次利のベースがカッコイイ。
12「Da Doo Love For You」は、鈴木の歌謡曲仕事に一番近い雰囲気かな。
さわやかな印象の曲で、ギターが主役というよりも、ストリングスやピアノを中心としたアンサンブルが主役のようなナンバー。
アレンジャーとしての鈴木茂を好きな人ならば、この曲もおそらく気に入るはず。

「White Heat」以外の曲は4曲収録されていて、やはりカッコイイ曲がそろっている。
オープニングを飾る01「Kennedy Airport」は、オムニバス盤「NEW YORK」に収録されていた曲。
ソリッドなノリの鈴木のギターに、流麗なストリングスが心地よいフュージョン・ナンバー。
このコンピレーションで初めて聞いたが、なかなかカッコイイ曲だった。
04「Brandy Wine」は「Lagoon」に収録のインスト・ナンバー。
サンバ風のリズムの曲で、バックを支えるのは、細野晴臣&林立夫のティンパンアレー勢。
あまりギターはフィーチャーされてないけれど、ラテンのリズムが心地よい1曲。
05「Woodpecker」は名作「Band Wagon」から。
何度聞いても、ファンキーなノリと、鈴木のスライド・ギターがたまらない。
09「Snow Express」は、「Band Wagon」の中でも個人的に大好きな曲。
「Band Wagon」からの曲で、リトル・フィートのリズム隊をバックに、鈴木のファンキーな側面が如実に現れたインストと言えるのでは?

今まで、ソングライターやアレンジャーとして、鈴木茂の仕事を捉えることは多かったけれど、このコンピレーションのおかげで「ギタリスト鈴木茂」を改めて捉え直すことが出来たような気がする。
特に「White Heat」のナンバーを聴いていると、普通にフュージョン・ギタリストとしての鈴木茂の魅力が伝わってきた。
本来なら「White Heat」と言うアルバムで評価をしたいところだけれども、現状で「White Heat」の曲を聴くには、このCDを聞くしかない状況だし、「ギタリスト鈴木茂」を捉えるには、絶好のコンピレーションと言えるのかもしれません。


【収録曲】
01. Kennedy Airport
02. Wild Fire
03. Los Enamorados
04. Brandy Wine
05. Woodpecker
06. On The Coast
07. Hot Blooded
08. Moonstruck
09. Snow Express
10. Starline Melody
11. City Streets
12. Da Doo Love For You
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2006年08月16日

ラッツ&スター「SOUL VACATION」

ラッツ&スター「SOUL VACATION」シャネルズからラッツ&スターに改名してからの1作目、1983年発表の「SOUL VACATION」(通算7作目)。
プロデュースは、アマチュア時代から、彼らに対して密かに目をかけていたと言う、大瀧詠一。
そしてジャケットは、言うまでもなくアンディ・ウォーホルの作。個人的には、なかなか好きなジャケであります。

ラッツ&スターらしいソウルフルでポップな曲に溢れたアルバムだけれども、自分的なベストトラックは、08「真夜中のダイアモンド」。
この曲は、井上大輔の作・編曲で、夏の夕暮れに似合いそうな雰囲気のメロウチューン。
彼らの代表作「ランナウェイ」も井上大輔の曲であるように、井上とラッツの相性は、かなり良いのかもしれない。
ナイアガラ・サウンドを意識してなのかどうかは分からないけれど、深めのエコーが涼しげで哀愁のあるメロディーにマッチしている。
そして、鈴木雅之のボーカルは、この手の曲だと映えるのを改めて実感。

大瀧詠一が提供したのは、先行シングルとなった07「Tシャツに口紅」と06「星空のサーカス」の2曲。作詞はどちらも松本隆。
07「Tシャツに口紅」は、「A LONG VACATION」的な落ち着きのあるリゾートサウンドな仕上がり。
井上鑑によるアレンジが、「ロンバケ」風のメロディーを更にもり立てる。
06「星空のサーカス」は、軽やかなポップソング。
ボーカルのアレンジが、いかにも大瀧詠一が好みそうな感じで、所々「ロンバケ」風のメロディーが顔を出す。
アレンジが黒人コーラスグループを意識した雰囲気になっているので、曲としては「ロンバケ」風ではないけれども。

オープニングの01「We are RATS & SATR」は、オーヴァーチュア的な小品。
アカペラの作品で、ドゥーワップグループとしてのラッツを堪能できる。
02「楽しき街角」は、ポップなメロディーに、軽やかなコーラス、明るいアレンジが聞いていて楽しい。
ブルース・ブラザーズのテーマを思い起こさずにいられないイントロは、村松邦男によるアレンジ。
03「今夜はフィジカル」は、井上大輔の作・編曲で、メロディーラインは、ラッツ&スターのヒット曲「め組の人」に通じる雰囲気を感じる。
ちなみに「め組の人」も井上大輔の作曲。
04「裏切りの都会」は、マイナーメロディのロック調の曲。
いかにも80年代中盤的なサウンドで、アレンジは村松邦男。
05「One Dream Night」のメインボーカルは、田代マサシ。
ちょっとボーカルが弱い気はするけれども、AOR風の曲としては、なかなか良いのでは。
09「女って…」は、サム&デイヴやモータウンの諸作品などのソウルミュージックからの影響を強く感じる曲。
10「月にはせる想い (Warping the Moon)」は、チョッパーベースを多用したファンク・ナンバー。だけれども、パンチは少し弱いかも。
11「MISS YOU」は、三連系のソウル・バラード。
こういう曲での鈴木雅之のボーカルは、やっぱり魅力的。
そして、桑野のトランペットソロも、哀愁が溢れていて、なかなか泣ける。

鈴木雅之のソロも、それはそれで好きではあるのだけれど、やっぱり男性コーラスを活かした曲の多いラッツ&スター(シャネルズ)の方が、個人的には好み。
マーチンのソロではあまり聞かれない、明るくて楽しげな雰囲気の曲や、60'sのソウル直系の曲があったりして、楽しめる曲が多いからかな。


【収録曲】
01. We are RATS&STAR
02. 楽しき街角
03. 今夜はフィジカル
04. 裏切りの都会
05. One Dream Night
06. 星空のサーカス
07. Tシャツに口紅
08. 真夜中のダイヤモンド
09. 女って…
10. 月にはせる想い (Warping the Moon)
11. Miss You
posted by あれ at 01:17| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

BOX「BOX POPS」

BOX「BOX POPS」.jpg今日の昼過ぎ、NHK-BSで放送されていたビートルズ来日40周年記念番組の再放送を見た。
途中、アマチュアバンドの紹介は中だるみだったけれど、それ以外は、まぁそこそこ面白い番組ではあったかな?

そんな番組を見ながら、フト思い出したのは、ボックスの1stアルバム「BOX POPS」。
ボックスは、松尾清憲、杉真理と言う二人のポップ職人を中心に、田上正和、小室和之の二人を加えて結成されたグループ。
この「BOX POPS」というアルバムは、ビートルマニアの松尾&杉が中心となっているだけあって、これでもか!というくらいにビートルズへのオマージュが詰め込まれた1枚。

そして、松尾&杉と言う日本を代表するポップメイカーの共演だけあって、竹内まりや、鈴木慶一、KAN、財津和夫、伊藤銀次、白井良明らがゲストで参加している。

アルバムのオープニングを飾る01「Temptation Girl」は、「Drive My Car」のようなR&Bに影響を受けたビートルナンバーを下敷きにしたような曲。
「Drive My Car」風ではありながら、決して引用だけに終らず、ボックスのポップスとして表現している点が、非常に好感が持てる。
このアルバムの中で、自分が一番好きなのは、この曲。
02「魅惑の君」は、オードリー・ヘップバーンへのオマージュ捧げた1曲。
間奏の部分では、オードリーの吹き替えを担当した池田昌子さんに、オードリーを夢見るOLのセリフを言ってもらうという凝りよう。
この曲に関しては、ビートルズ云々というより、杉のソロ作という印象の方が強いかな?
03「アルタミラの洞窟」は、中期ビートルズ的なサイケポップなナンバー。
イントロのメロトロンは、誰もが「Strawberry Fields Forever」を思い出すだろう。
04「風のBad Girl」は、「And I Love Her」あたりの、初期のゆったりしたビートルナンバーを思い出す。竹内まりやがコーラスで参加。
05「人生はコーンフレーク」は、中期のポール的な曲かな。ちょっと「Getting Better」風と言えるかも。
06「Train To The Heaven」の歌詞は、ファブ・フォーの4人について唄っているロックンロール・ナンバー。
07「Crazy Afternoon」は、ポールが得意としていたボードビル調の曲。
08「ヒットメーカーの悲劇」は、ビートルズで言えば「I Feel Fine」や「Paperback Writer」的なロックンロールナンバー。
しかしながら、そのリフはバッドフィンガーの「Sometimes」からの引用だった。さすが奥が深い……。
09「Ordinary Friend」は、途中でフランス語が登場したりで、「Michelle」風。
10「What Time?」は、軽快なR&R。伊藤銀次がボーカルで参加し、ギターソロは白井良明。
11「Wendy」は、ストリングスのアレンジが「She's Living Home」風。杉のメロディーメーカーっぷりもよく分かる1曲。
12「"2010"」は、「All You Need Is Love」風のサイケポップ。所々5拍子も取り入れているのも、ニクい演出。
と、簡単に解説してみたが、意外な所で意外な曲のフレーズが引用されていたり、細かく聞けば聞くほど発見がある。

いわゆる元ネタ的な解釈も出来るけれども、それ以上に松尾&杉のポップスに対する造詣の深さと愛情を感じる1枚。
おそらく、ビートルズ的なサウンドを、きちんと自分たちで消化した上で、ボックスの曲として再構築しているからなのかもしれない。
海外の作品で言ったら、トッド・ラングレン率いるユートピアの「Defence The Music」当たりに近い雰囲気と言えるかな?(ラトルズほどのパロディ精神はないように思う)
浅薄にフレーズを「パクる」だけとはレベルが違うと言うのは、このアルバムを聞いた全てのポップスファンは納得してくれることだろう。

松尾&杉のファンのみならず、世のブリティッシュポップのファンにも聞いてもらいたい「ポップスの宝箱」的な1枚。


【収録曲】
01 Temptation Girl
02 魅惑の君
03 アルタミラの洞窟
04 風のBad Girl
05 人生はコーンフレーク
06 Train To The Heaven
07 Crazy Afternoon
08 ヒットメーカーの悲劇
09 Ordinary Friend
10 What Time?
11 Wendy
12 "2010"
posted by あれ at 01:31| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

前田憲男とティンパンアレー「Soul Samba : Holiday in Brazil」

前田憲男とティンパンアレー先日8月2日は、「イパネマの娘」の誕生日だったらしいです。
リオデジャネイロで開催されたショーで、初めて「イパネマの娘」が人前で演奏されたのが1962年8月2日だったことから、そう言われるようになったとか。

そんなこともあり、その「イパネマの娘」のカバーが収録されている、前田憲男とティンパンアレーのコラボレート・アルバム「Soul Samba : Holiday in Brazil」をご紹介。
77年の発表で、当時のクロスオーバーブームの空気を伝えてくれる1枚。

全体のアレンジは前田憲男(Key)が担当し、ティンパンアレーからは、細野晴臣(B)、鈴木茂(G)、林立夫(Dr)の3人、そして浜口茂外也(Per)、ペッカー(Per)が参加。
キーボードは前田憲男の担当ということで、松任谷正隆や佐藤博など、ティンパンファミリーのキーボード奏者は参加していない。
ブラジル音楽のインストカバーと言うことで、ともすればイージーリスニングになりかねない所を、前田憲男のアレンジと、腕達者なティンパンの面々のバックによって、限りなくフュージョンな世界に仕上げている所が好感触。

ルイス・ボンファの01「Manha de Carnaval」(黒いオルフェ)は、元曲の悲しげな雰囲気を一蹴して、黒っぽいノリのフュージョンに。
普通にボサノヴァを期待していると、このオープニングから打ち砕かれますね。
バート・バカラックの02「The Look Of Love」は、デオダードのような雰囲気。
A.C.ジョビンの代表作03「Wave」、落ち着いた雰囲気の原曲を軽めのフュージョン風にカバー。自分は、このアルバムの中では一番好きなトラックかも。
同じくA.C.ジョビンの04「Desafinado」は、少々レイドバックした雰囲気に。
ジョルジ・ベンの05「Constant Rain」(原題:Chove, Chuva)は、途中で入る口笛がイカしてる。
またもA.C.ジョビンの06「One Note Samba」、前田憲男が、エレピソロとオルガンソロとで、一人バトルを繰り広げているのがカッコイイ!
マルコス・ヴァーリの07「Summer Samba」は、一番ラテンのテイストが強いかな?
ちょっと上げ気味のテンポが、なかなかカッコイイ。
A.C.ジョビンの、と言うよりボサノヴァの代表曲08「The Girl From Ipanema」。
ホーンセクションを用いているものの、意外とオーソドックスな仕上がり。
09「Reza (laia ladia)」は、アドリブ炸裂しまくりの6分半、と言う感じの曲。
一応、エドゥ・ロボのオリジナルにあったリフは残ってはいるものの、前田憲男と鈴木茂のソロが交互に交わり合うような構成。この辺りにも、フュージョンのテイスト満載、って所か。

このアルバム、ティンパン勢のバッキングもさることながら、エレピ、シンセ、オルガンを巧みに使い分ける前田憲男のアレンジのセンスに尽きる。
そんな点からか、ティンパンのファンには、あまり評判のよろしくない1枚のようだけれど、心地良いフュージョンアルバムではあります。

それにしても、初めて聞いた頃は、ティンパンアレーが、こういうモロにフュージョンなアルバムを残していたことに驚きだったな。


【収録曲】

01. Manha de carnaval(黒いオルフェ)
02. Look of love
03. Wave
04. Desafinado
05. Constant rain
06. One note samba
07. Summer samba
08. Girl from Ipanema(イパネマの娘)
09. Reza(laia ladida)(祈り)
posted by あれ at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 70's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

西城秀樹「ファーストフライト」

西城秀樹「ファーストフライト」.jpg西城秀樹が79年に発表したアルバム「ファーストフライト」。

なんだか、スゴイジャケットではあるけれど、このアルバムで注目すべきはバックのメンバー。
ボーカルの西城秀樹以外のパーソネルを見ると、芳野藤丸(G)、大谷和夫(Key & Arrangement)、長岡道夫(B)、山木秀夫(Dr)、中島御(Per)と言った布陣。
気づく人は気づくだろうが、これはケーシー・ランキン抜きのSHOGUN。
当時の西城秀樹は、藤丸バンドがライヴのバックもやっていたらしく、その延長線での起用となったようだ。

そして、曲のクレジットを見ると、西城秀樹6曲、芳野藤丸5曲と言う割合で、全ての曲のアレンジは大谷和夫が担当。
意外とソングライターとしての西城秀樹もイイ感じ。

アルバムは、メロウなフィーリング溢れる01「Sweet Half Moon」で幕を開ける。
ウェストコースト風の爽やかなサウンドが心地いい。

続く02「その愛は」は、一転してファンキーなナンバー。
大野雄二のユー&エクスプロージョンバンドでも活躍する、長岡道夫のファンキーなベースラインが16ビートにのって疾走する。
そんなせいもあってか、どことなく大野雄二のナンバーを彷彿とさせるアレンジ。
そして、この曲のホーンセクションは、スペクトラムのホーン隊だということだが、そんな事も考えると、この曲のファンキーさもうなづける。
自分的には、このアルバムでのベストトラック。

03「おぼえているかい」は、ラテンのリズムを取り入れたメロウな雰囲気の曲。
04「ドライ・マティーニ」は、ウェストコースト風の爽やかなナンバー。
05「Je T'aime」はバラード曲。後にワム!の「Careless Whisper」をカバーする秀樹だけれど、その片鱗は既にこの頃から……。
06「Love Is Beautiful」は、芳野藤丸のギターカッティングが心地良いメロウ・グルーヴ。この曲が一番シティポップと呼ぶにふさわしい出来の曲かな。
07「海辺のまぼろし」は、ファンキーな曲。チョッパーベースが、意外とイイ味を醸し出す。
08「愛のバラード」は、まさにタイトル通りのバラード曲。秀樹、熱唱。
09「東京スカイ・ラウンジ」は、ラテンっぽい要素を絡めたファンキーなナンバー。
10「バリエーション」は、ちょっとルーズなノリのファンキーな1曲。
ファンキーなSHOGUNという雰囲気がする曲で、これも長岡道夫の弾くベースがカッコイイ。
11「If You Love Me」は、イントロは壮大なバラード風だけれど、それが終るとファンキーでポップな曲が展開される曲。
爽やかなメロディーに、どことなくファンキーなリズム隊が、なかなかカッコイイ。
何気に、スペクトラム・ホーンズが活躍の1曲。

ケーシー・ランキン抜きのSHOGUNとは書いたものの、やはりそのボーカル・スタイルの違いからか、SHOGUNの方がクールな響きがするかな。
でも、秀樹のボーカルであっても、ファンキーだったり、メロウだったり、そのサウンドには聞き所はたくさんあるように思う。

「歌謡曲」と言うフィルターを外すと、色々見えてくることが多い、と言う好例かもしれない1枚。


【収録曲】
01. Sweet Half Moon
02. その愛は
03. おぼえているかい
04. ドライ・マティーニ
05. Je T'aime
06. Love Is Beautiful
07. 海辺のまぼろし
08. 愛のバラード
09. 東京スカイ・ラウンジ
10. バリエーション
11. If You Love Me
posted by あれ at 00:54| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 70's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

林哲司「NINE STORIES」

林哲司「NINE STORIES」.jpg86年発表の林哲司のソロ4枚目のアルバム。
この時期の林哲司と言えば、杉山清貴&オメガトライブや菊池桃子などを手がけ、ソングライター、アレンジャーとしてノリにノっていた時期。
そんな充実っぷりが、このアルバムにも反映されているのか、非常に聞き応えのある1枚。
林哲司と康珍化との共同プロデュースで、全ての曲の作曲・アレンジは、林哲司自らが手がけている。

このアルバムのハイライトは、オープニングを飾る01「悲しみがいっぱい」だろう。
上田正樹「悲しい色やね」杏里「悲しみが止まらない」に続く、林哲司の「悲しみ三部作」の最終章。
いかにも当時の林哲司らしいサウンド・プロダクションで、切なくもメロウなメロディーが、ファンにはたまらないであろう1曲。
よく林哲司のボーカルは、線が細いと評されるけれども、逆にそう言ったボーカルが、この曲の切なさを更に引き立てているように感じるのだけれど、どうだろう?

その他の曲も、佳曲ぞろい。
02「左胸の星座」は、オメガトライブ風のアーバン・ビートな1曲。
シンセベースの音色が時代を感じさせるけれど、それもまた一つの味。
03「寒い国から来たサーファー」は、ゆったりしたビートの西海岸風のAORナンバー。
自分としては、林哲司のメロディーメーカーぶりは、こういうタイプのメロウなナンバーで発揮されると思っている。
04「TOUCH ME」は、エレピの音色が印象的なバラード・ナンバーで、和製デヴィッド・フォスターの面目躍如と言う雰囲気。
05「僕もその映画を見たよ」は、軽快なシャッフルビートの曲で、林のポップサイドが顕著に現れた曲。
06「3人のテーブル」は、メロウなAORナンバー。04「TOUCH ME」とは、また違った雰囲気で、メロディーメーカー林哲司が堪能できる。
07「愁いを含んでほのかに甘く」は、このアルバムの中では、歌謡曲的なテイストが一番強い曲かな。
08「雨のハイウェイ」も、02「左胸の星座」と同じく、オメガトライブ風のテイストが漂うマイナーチューン。こういう曲だと、ボーカルの細さは弱点かもしれないな…。
09「君の理由」は、自分の印象としては、少々中途半端な感じがする1曲。アルバムのラストにしては、ちょっと地味過ぎる気もするが…。

80年代の中期にリリースされているだけあって、オメガトライブや菊池桃子などに代表される「林哲司サウンド」を十二分に堪能できるアルバム。
自分の印象としては、突出した名盤と言う雰囲気ではないけれど、飽きのこないアルバムかな、と言う感じ。
それも、01「悲しみがいっぱい」と言う名曲が入っているからかもしれませんが。

今では、ボーナストラックが加わった15曲入りのCDが再発されてるようなので、そちらをチェックしてみてはいかがでしょう?


【収録曲】
01. 悲しみがいっぱい
02. 左胸の星座
03. 寒い国から来たサーファー
04. TOUCH ME
05. 僕もその映画を見たよ
06. 3人のテーブル
07. 愁いを含んでほのかに甘く
08. 雨のハイウェイ
09. 君の理由
posted by あれ at 00:11| Comment(5) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

美勇伝「銀杏〜秋の空と私の心〜」

恋のヌケガラ.jpg意外な所で、意外なメロウ・チューンに出くわすと言うのは、多々ある事。
それが、表向きはアイドルの曲だったとしても、良い曲は良いと素直に認めるべき、と言うのが昔からの自分の考えの一つ。
そんな考えの中で出会った曲の一つが、今回紹介する美勇伝の曲。

このシングルの聞き所は、タイトル曲ではなく、そのカップリングとして収められた02「銀杏〜秋の空と私の心〜」の方。
これが、なかなかのメロウ・チューンで、イントロのエレピのフレーズから、グッと曲の世界に引き込まれるシティポップ風のナンバー。
ポップなメロディーながらも、どこ無く漂うソウル・フレーバーが、たまらない雰囲気持った1曲。
マーヴィン・ゲイの「What's Going On」を引き合いにしたレビューも見かけたことがあるけれど、何となくそれも納得できる気もする。

バックのミュージシャンには、元オリジナル・ラブの小松秀行(B)が参加していたり、そのオリジナル・ラブなど、様々なレコーディングセッションでドラムを叩いている佐野康夫(Dr)が参加していたりと、意外と通好みな選択。
ギターを担当するのは、アレンジも手がけている鈴木俊介で、控え目ながらも音の隙き間を埋めるギターのカッティングが、なかなかイイ。
そして、元・太陽とシスコムーンの稲葉貴子のコーラスも、メロウな雰囲気を醸し出す隠し味として一役買っている。

彼女たちの4thシングル「クレナイの季節」のカップリング「内心キャーキャーだわ!」も、ハモンド・オルガンのイントロが印象的なシティポップ・ナンバーだったり、ハロー!プロジェクトの曲は、意外な所で、意外な雰囲気の曲に出くわしたりする。
そんな風に、時々キラーチューンを忍び込ませるのだから、ハロー!プロジェクトの曲って侮れない。


【収録曲】
01. 恋のヌケガラ
02. 銀杏〜秋の空と私の心
03. 恋のヌケガラ(Instrumental)
posted by あれ at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 00〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

ママレイド・ラグ「MAMALAID RAG」

MAMALAID RAG「MAMALAID RAG」2002年に発表された、ママレイド・ラグの1stアルバム「MAMALAID RAG」。
デビューミニアルバム「春雨道中」がリリースされた頃は、はっぴいえんどチルドレン的に語られることも多かった彼ら。
しかし、この1stアルバムは、ソウル・ミュージックや、シンガーソングライター系の音楽からの影響も感じさせる1枚で、はっぴいえんどと言うよりも、どちらかと言えばシュガーベイブの方に近いグループなのかな、と言う印象がある。

全ての曲の作詞作曲は、ボーカルの田中拡邦。
デビュー当初「はっぴいえんど的」と評されたのは、彼のソフトな唄声と、どことなくノスタルジーを感じさせるメロディーが、そう言う評価を引き出したのかな、とも思う。
しかし、この1stを聞けば、田中のソングライターとしての才能は、そこで留まるだけの物ではないのは明らか。

やはり、このアルバムのハイライトは、彼らのデビュー曲となった08「春雨道中」だろう。
ママレイド・ラグ独特の、切なくもノスタルジーを感じるメロディーは、この曲に象徴されていると言ってもいいのでは?
メロディーラインはもちろん、シンプルながらツボを抑えたバッキング、意外と渋いスライド・ギターのギターソロなども聞き所の一つ。
メジャーデビュー前、この曲でオムニバス「喫茶ロックnow」に参加したと言うことも、このバンドのアイデンティティを表すエピソードの一つかな。

そして、多様性を感じる1曲として、あげたいのが06「ワトスン」。
ブラスを導入した、このアルバムの中で一番ファンキーなナンバーで、鈴木茂の「BAND WAGON」を彷彿とさせる音作り(と言うことはリトル・フィート的ということか?)。
ギターの音色も当時の鈴木茂っぽさを感じる曲で、個人的には結構好きな曲。

メロウな雰囲気の曲では、ボサノヴァ風の曲も収録。
まず02「彼女のタペストリー」は、ボサのリズムにヴィブラフォンのソロをフィーチャーした1曲。
鈴木茂の「Lagoon」〜「Caution!」あたりが好きな人は結構気に入るかもしれない。
そして、ボサノヴァ・インストの07「Her Life」。
エレピとギターが主旋律を奏でているのだけれど、そのまま唄モノとして通用しそうなポップなメロディーラインの曲。

ほかにも、08「春雨道中」の流れを汲む ポップソング01「悲しみにさようなら」。シンプルな楽器編成ながら、きちんとポップに聞かせる術を知っているかのようなアレンジ。
03「カフェテラス」は、大瀧詠一の「A LONG VACATION」からの影響を感じさせる(リズムが「Velvet Motel」風?)。
ウェストコースト風の爽やかなメロディーとアレンジが心地良い04「向こう側」。
ミディアムテンポのナンバー05「夜汽車」は、フォーキーなポップソング。ちなみに、ハミングで鈴木祥子が参加。
アコースティックギターの弾き語り09「感情」は、ジョン・セバスチャンあたりを思い起こさせるナンバー。
10「目抜き通り」も、08「春雨道中」と同系統のポップソングで、ジョージ・ハリスンを思い起こさせるスライド・ギターのイントロが印象的

このママレイド・ラグ、1stアルバムがリリースされたは3ピースのバンドとして活動をしていたけれど、ドラムスが抜け、先日はベースの江口が脱退、現時点ではギター&ボーカルの田中拡邦のソロプロジェクトになっている。
最近リリースされた2ndでも、1stと同じく見事なポップワールドを展開していたけれど、今後はどういった展開を見せてくれるのか、まだまだ楽しみな存在のグループの一つ。


【収録曲】
01. 悲しみにさようなら
02. 彼女のタペストリー
03. カフェテラス
04. 向こう側
05. 夜汽車
06. ワトスン
07. Her Life
08. 春雨道中
09. 感情
10. 目抜き通り
posted by あれ at 00:55| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 00〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月09日

中山美穂「Olive」

中山美穂「Olive」先日紹介した五島良子が曲を提供していると言うので興味を持った中山美穂の98年発表のアルバム「Olive」。
全く期待しないで聞いてみたのだけれど、予想に反してかなり良いアルバムだった。
フリーソウル的な曲もあり、ボサノヴァあり、埋もれさせておくには、もったいないアルバムかな、と思ったので今回ピックアップ。

まず、自分が興味を引かれたのは、アルバムのオープニング01「NAME」。
五島良子が提供した曲で、五島のアルバム「Decade To Date」では、五島自身が唄っているナンバー。
ソウルフルに歌い上げる五島バージョンよりも、ボーカルがソフトになった分、メロウな雰囲気がアップ。
ギター以外は打ち込みのようだが、それを感じさせないグルーヴ感が心地良い、ジャパニーズ・フリーソウルな1曲。

そして、続く02「Fiance 〜あなたのok わたしのyes」は、グルーヴィーなギターのカッティングで始まる、初期の角松敏生などにも通じるリゾートな雰囲気の1曲。
実際、中山美穂は、角松敏生のプロデュースでアルバムもリリースしている(自分は未聴)。
ブラスやフルートが爽やかな曲調に彩りを添えている。

他に、ボサノヴァを導入した09「Talk to 彼の匂い」、10「MISS YOU」もなかなか。
09「Talk To 彼の匂い」は、打ち込みのリズムの軽めのボサポップ。
一方の10「MISS YOU」は、アンニュイな雰囲気が中山美穂のボーカルとマッチしているシンプルなボサノヴァ。

そして、バラード系の曲も、このアルバムの聞き所一つ。
五島良子作・編曲の05「Oliveの呟き」は、塩谷哲によるフェンダーローズをバックに唄われる、ディープなソウルバラード。
アルバムラストの12「Jasmine 〜しあわせなこころ」は、Cindyが作曲のメロウなバラード。
中山美穂の声とマッチしたメロディーがなかなか聞き応えがある1曲。

他にも、キャッチーなメロディーの06「Baby Pink Moon」08「少年の瞳〜For Knack」、サルサのリズムを持ち込んだポップナンバー07「コワレタ ライム」など、なかなかの佳曲揃い。

スタッフのクレジットを見ると、プロデュースは中山美穂自身。
今まで、中山美穂と言う人に関しては、ほとんど興味など無かったのだが、このアルバムを聞いてみたら、意外と良いシンガーなのかな、と思うようになった。
機会があったら、他のアルバムも聴いてみたいと思う。


【収録曲】
01. NAME
02. Fiance 〜あなたのok わたしのyes〜
03. Labylinth
04. EL NINO
05. Oliveの呟き
06. Baby Pink Moon
07. コワレタ ライム
08. 少年の瞳〜For Knack
09. Talk to 彼の匂い
10. MISS YOU
11. Daddy
12. Jasmine 〜しあわせなこころ
posted by あれ at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 90's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

ケルカン「蜜月世界旅行」

ケルカン「蜜月世界旅行」今回紹介するのは、日本のボサノヴァ・ユニット、ケルカン。
このケルカンは、以前に紹介した木村恵子が中心となったグループで、3枚のアルバムをリリースしている。
1stアルバム「毎日が恋愛映画」と、この2ndアルバム「蜜月世界旅行」では、元パール兄弟の窪田晴男(G)とのデュオと言う形で作品を発表(3rdのみギターは中村善郎)。

基本的にほとんどの曲がボサ・アレンジなので、全体的に落ち着いた雰囲気のアルバム。
曲によっては、塩谷哲のピアノやオルガン、ピアニカ前田のピアニカなどをフィーチャーしている。

このアルバムは、オリジナル曲が2曲で、残りはカバー曲と言う構成。
様々なポップスの名曲をボサノヴァ・タッチでカバーしているのは、なかなか聞き応えがある。
中には07「(I Can't Get No) Satisfaction」のような意外な曲のボッサ・カバーが収録されていたりして、なかなか面白い。

03「Never Gonna Let You Go」は、セルジオ・メンデスのカバー。
AOR期に入っていたメンデスの曲を、あえてボサノヴァにしてカバーしているのが、なかなか良い雰囲気。
04「Berimbau」は、幾多のブラジル人ミュージシャンにカバーされているバーデン・パウエルの曲をオーソドックスにポルトガル語でカバー。
05「I Will Wait For You」は、ジャック・ドゥミの映画「シェルブールの雨傘」で歌われた曲のカバー。
ミシェル・ルグランの曲で、これが意外とイイ雰囲気のボサに生まれかわっている。
06「My Cherie Amour」はスティーヴィー・ワンダーの曲。
テンポを落として、非常に静かな雰囲気のボッサとしてカバーしてる。
07「(I Can't Get No) Satisfaction」は、タイトルを見れば分かる通り、ローリング・ストーンズの代表曲。
ウィスパー気味のボーカルで、ジャジーな雰囲気満載でカバー。ストーンズの元曲の雰囲気は、微塵もなし。
09「Makin' Whoopee」は、ジャズのスタンダード曲らしい。
女性ボーカルってこともあって、ちょっとブロッサム・ディアリーっぽいかな、と思ったり。
10「Tie A Yellow Ribbon Around The Ole Oak Tree」は、トニー・オーランド&ドーンのヒット曲。
シンプルなボッサになった分、元曲のメロディーの良さが浮き彫りになった気がする。
12「Eternally」は、映画「ライムライト」に使われた曲で、チャップリン自らが作曲した曲。
これだけは、ボサではなく、塩谷哲のピアノをバックにしっとりと落ち着いた雰囲気。
アルバムのラストを飾るのにふさわしい1曲と言えるかな。

オリジナル曲もなかなか良く、特に02「Will You Marry Me」は、軽やかなメロディーと窪田晴男のギターが爽やかな印象を残す曲。
打ち込みのリズムが軽やかな雰囲気を作り上げていて、個人的には、非常に好きなタイプのポップ・ボッサ。
08「Happy Ending」は、結婚行進曲に乗せた、木村恵子によるポエトリー・リーディング。
唄声とはまた違った、意外と可愛らしい木村恵子の声が味わえる1曲。
ちなみに詞を書いたは、ピチカートファイヴの小西康陽。

このアルバム、それぞれの曲の副題に映画のタイトルがあてがわれているのも一つの特徴。
音楽の方面からでも、映画の方面からでも、イマジネーションを刺激してくれる1枚と言えるのかも知れない。


【収録曲】
01. Bon Voyage!
02. Will You Marry Me?(プリティウーマン)
03. Never Gonna Let You Go(第2章)
04. Berimbau(黒衣の花嫁)
05. I Will Wait For You(シェルブールの雨傘)
06. My Cherie Amour(いつの二人で)
07. (I Can't Get No) Satisfaction(昼顔)
08. Happy Ending
09. Makin' Whoopee(恋ゆくえ)
10. Tie A Yellow Ribbon Around The Ole OaK Tree(幸せの黄色いハンカチ)
11. The End Of Eden(昼下がりの情事)
12. Eternally(蜜月世界旅行)
posted by あれ at 00:50| Comment(2) | TrackBack(1) | ジャパニーズポップ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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