2006年05月13日

ザ・キングトーンズ「SOUL MATES

キングトーンズ「SOUL MATE」95年にリリースされたキングトーンズの「SOUL MATES」。
グループ結成35周年を記念して作られたアルバムで、山下達郎、佐野元春、松尾清憲、高野寛、大沢誉志幸、根本要(スターダストレビュー)と言った作家陣が参加。
アレンジには元シュガーベイブの村松邦男が参加するなど、比較的シティポップ色が濃い1枚となっている。

オープニングを飾る01「DOWN TOWN」は、言うまでもなくシュガーベイブのカバー。
オリジナルよりも、ややゆったりしたテンポだが、アレンジが元シュガーベイブの村松邦男だけあって、クラビネットの音など、それとなくシュガーっぽいテイストを漂わせている好カバー。
元々この曲は、キングトーンズに提供されるものだったが、その企画がポシャったために、山下達郎自らが自分のバンドで唄うことになった、と言うエピソードの残る曲。
そんな「いわくつき」の曲を、キングトーンズが逆カバーすると言う趣向も面白い。

松尾清憲が作曲した04「ウィンク100万%」も、「Downtown」に通じるような曲。
キングトーンズと言うと「グッドナイトベイビー」の印象しかなかったが、こういうタイプのポップソングも意外とハマるのだなぁ、と言う感じ。
高野寛作曲の03「夢の中で会えるでしょう」は、キングトーンズのメインボーカル内田正人の柔らかな声が、優しげな曲調とマッチして、高野のセルフカバーのバージョンとは一味違う雰囲気を残す。
そして、ロッカバラード風の11「LONG TRAIL」(上田正樹の作曲)は、そもそものドゥーワップグループとしてのキングトーンズの味が、うまく現れた曲と言えるだろう。
07「BAD GIRL」は、佐野元春のデビューアルバム「Back To Street」に収録された曲のカバー。よりジャジーな雰囲気でキングトーンズに似合った形でカバーしている。

ドゥーワップと日本語のポップスを融合したグループと言うと、ラッツ&スターが思い起こされるが、それ以前にもキングトーンズってグループが居たんだな、と思うと、その他の音源も、色々聞いてみたくなる。
ラッツ&スターと同じく、大瀧詠一とコラボした曲もあるということだが、残念ながらそちらは未聴。

それから「グッドナイトベイビー」は、名曲ですね、やっぱり。


【収録曲】
01. DOWN TOWN
02. グッド・ナイト・ベイビー
03. 夢の中で会えるでしょう
04. ウィンク100万%
05. スィート・デイズ
06. いとしの銀列車
07. BAD GIRL
08. 素敵な週末
09. スローダンス
10. KING "T" PARTY
11. LONG TRAIL
12. グッド・ナイト・ベイビー(アカペラ)
posted by あれ at 02:13| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 90's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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