2006年11月04日

飯島真理「Miss Lemon」

飯島真理「Miss Lemon」87年リリースの飯島真理6枚目のアルバム「Miss Lemon」。
「ポップなアルバムって、こういうアルバムのことを言うんだろうな」というのが、このアルバムを初めて聞いた時の正直な印象。
セルフプロデュースだった前作「Coquettish Blue」を経て、活動の拠点をL.A.に移した1作目。
アレンジャーとしてジェームス・スチューダーを迎えた1作目でもあります。

改めて聞き直してみて思ったが、このアルバムは、オープニングのポップナンバー3連発が本当に素晴らしい。
01「ガラスのダーリン」は、L.A.でのレコーディングの雰囲気をそのままに、ウェストコーストなサウンド作りのポップナンバー。
02「鏡よ、鏡!」は、モータウンビートを取り入れたナンバー。
シュープリームスの「恋はあせらず」ビートって、不思議と駄曲が少ないように思うのだけれど、この曲もその例にもれず極上のポップサウンドを聞かせてくれる。
03「9月の雨の匂い」は、シンセ・ベースの音色を上手く活かしたダンサブルでポップなナンバー。
このアルバムの中では、個人的に一番好きな曲で、単純に聞いていて気持ちいい。

最初の3曲が思いっきりポップな展開をすれば、続く3曲はAOR風。
04「ミッドナイト・コール」は、エレピをバッキングの中心にした落ち着いた雰囲気のナンバー。
ギターにデヴィッド・T・ウォーカーが参加しているのも、一つの聞き所かも。
05「冷たい雨」は、TOTOあたりにも通じるかな?と言う雰囲気の曲。
06「プラットホーム」は、スラップベースを取り入れたAOR風の曲で、曲中のサックスはケニーGっぽく感じなくもない。このAOR風の3曲の中では、一番好きかな。

07「気まぐれウィークデイズ」は、明るく元気なポップナンバー。
アレンジは、ジェームス・スチューダーだが、清水信之あたりが得意としてそうなポップな雰囲気。
08「パリからのエアメール」は、飯島真理自らの弾くピアノとストリングスをバックにした静かな曲。
ギターに、デヴィッド・T・ウォーカーとクレジットされてるが、この曲ギター入ってる?
09「ロンリーガール」は、マイナー調のアップテンポなナンバー。個人的にはイマイチな印象。
10「I LOVE YOU」は、英詞で唄われる1曲で、ピアノをバッキングにしたしっとりした曲。
アルバムのエンディングを飾るのにふさわしい曲と言えるかも。

全曲のアレンジを手がけているジェームス・スチューダーの色が出たアルバムといえるのかもしれないが、飯島真理の書くメロディーとの相性は抜群だったといえるのかもしれない。
初期の坂本龍一や吉田美奈子がプロデュースを手がけた作品も好きだけれど、個人的によく聞くのはジェームス・スチューダーと組んでた時期のアルバム。
やっぱり、この頃の飯島真理は、公私ともに充実していた時期だったんだろうなぁ、と改めて実感。


【収録曲】
01. ガラスのダーリン
02. 鏡よ、鏡!(I wanna marry you)
03. 9月の雨の匂い
04. ミッドナイト・コール
05. 冷たい雨
06. プラットホーム
07. 気まぐれウィークデイズ
08. パリからのエアメール
09. ロンリー・ガール
10. I LOVE YOU
posted by あれ at 03:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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