2006年06月18日

原田知世「Summer Breeze」

原田知世「Summer Breeze」ゴンチチのプロデュースによる、原田知世のカヴァーアルバム「Summer Breeze」。2001年発表。
タイトルの「Summer Breeze」が表すように「初夏のそよ風」というような、爽やかな雰囲気を感じるアルバム。

アレンジと演奏にゴンチチが関わっているのもあって、全編アコースティックで、ボサノヴァ・テイスト溢れる作品に仕上がっている。
どの曲も、元のメロディーがいいので、ボサ・アレンジにしても映える曲ばかり。
さらに、原田知世の落ち着いたボーカルが、優しげなメロディーを引き立てている。

最初、キャロル・キングの07「You've Got A Friend」のカバーが収録されているとことで興味を持ったのだけれど、実際にその音に触れてみたら、それ以外の曲も思いのほか良かった。
01「Say You Love Me」から、爽やかなメロディーのボサノヴァ・ナンバー。
ボビー・ヘブの02「Sunny」が、こんなにボサノヴァな曲に生まれかわると言うのは、意外だった。元々、ボサの名曲だったかのような風情を感じてしまう。
ランディー・ヴァンウォーマーの03「Just When I Needed You Most」や、ビージーズの04「How Deep Is Your Love」などは、シンプルな演奏になった分、元曲のメロディーの良さが更に際立っているように思える。

やっぱり、個人的なハイライトは、07「You've Got A Friend」。
ジェイムス・テイラーにしろ、キャロル・キングにしろ、この曲が昔から好きだったというのも大きいとは思うけれど、原田知世のボーカルも、かなりハマっている。
そして、キャロル・キングのメロディーメーカーとしての素晴らしさも改めて再確認したり。

原田知世と言うと、鈴木慶一のプロデュースの三部作や、トーレ・ヨハンソンとのコラボレート作なども有名だけれど、このゴンチチのプロデュースによる小品も、なかなか味わい深い作品で、イイ感じです。


【収録曲】
01. Say You Love Me (Patti Austin)
02. Sunny (Bobby Hebb)
03. Just When I Needed You Most (Randy Van Warmer)
04. How Deep Is Your Love (Bee Gees)
05. If (Bread)
06. Scarborough Fair (Simon & Garfunkel)
07. You've Got A Friend (Carole King)
08. That's The Easy Part (Beth Nielsen Chapman)
posted by あれ at 00:14| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 00〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「Say〜」は当時、ラジオでかかりまくってましたね。原田さんは「姫魔性」が収録されたアルバムも大貫作品などあって好きです。
ところでゴンチチといえばゴンザレス三上がプロデュースした篠原涼子の「スコール(cw/バード)」(92)が忘れられません。素晴らしい表現力を持ったボーカリストと思ってましたが、小室にダメにされました。楠瀬の記事でも書きましたがシングルヒットは素質を消しますね。その後2000年に涼子さんは木原龍太郎作のメロウな曲を出しましたがパッとしませんでした(T∀T)
Posted by LOVE☆YUYA at 2006年07月02日 18:40
原田知世は、松任谷正隆がアレンジで関わっていた初期作は、たまに聞いてます
Posted by Alee at 2006年07月02日 21:57
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