2006年10月16日

永作博美「Here and Now」

永作博美「Here and Now」以前、美勇伝のシングルを取り上げたけれども、アイドルといえどもジャパニーズ・ポップスのファンとしての自分の心をとらえて離さない曲と言うのは、かなりある。
この永作博美の2ndソロアルバム「Here And Now」も、そんな曲が収録されている1枚。

永作と言うと、今ではすっかり女優さんになってしまって、その歌声を聴く事はなくなってしまったけれども、個人的には、結構好きな女性シンガーの一人だったりする。
このアルバムも、現在は東京事変のベーシストとして知られる、亀田誠治の手堅いサウンド・プロデュースの元、なかなかのポップアルバムを展開している。

中でも、このアルバムで自分的にキラーチューンだと思えるのは、シンプルなボサノヴァに直球勝負で挑んだ06「恋と微笑みと花」というナンバー。
吉川忠英によるアコースティック・ギターをバックに、優しげでポップなメロディを唄う永作のボーカルが、かなり魅力的。
この曲の作詞・作曲は、以前1st「STYLE」や、ボサノヴァ・ユニット、ケルカンなどを紹介した木村恵子。
木村恵子がケルカンで聞かせていた世界観を、そのまま永作が受け継いだような雰囲気が、非常に心地よい。

他には、打ち込みのリズムとボッサを組み合わせた02「Drivin'」もなかなかのポップチューン。
アコースティックギターのカッティングをバックにした、ポップで爽やかなメロディーの1曲。タイトル通り、まさにドライブでもしながら夏の海辺を疾走すると気持ちよさそう。
ちなみに、この曲のアコースティックギターは、吉川忠英と小倉博和(山弦)という二人の名手によるもの。
久保田洋司が作曲した03「エアメイル」は、ミディアムテンポのしっとりとした曲で、優しげに歌う永作のボーカルが、なかなか心地良い。
その昔、THE東南西北というグループで、メロディーメーカーぶりを発揮していた久保田ならではの曲と言えるかも。
09「天使が胸に降りる時」は、ハープや鐘の音を中心としたアンサンブルが、これから冬に向けての季節にピッタリであるような雰囲気。
L⇔Rの黒沢健一による04「Without You」も収録されているけれど、健一の曲ならば、1stアルバム「N」に収録された「My Home Town」の方が、何倍も好きかな。

いわゆる「J-POP」的な曲も収録されてはいるけれども、このアルバムは06「恋と微笑みと花」に尽きる。
こういうボサノヴァ路線なら、今の永作が唄っても全然違和感ないと思うのだけれど、なにか間違ってアルバムをリリースしたりしないものかな?


【収録曲】
01. Feel Me
02. Drivin'
03. エアメイル
04. Without You
05. 信じさせて下さい
06. 恋と微笑みと花
07. 逢いにきて
08. このままでもう少し
09. 天使が胸に降りる時
posted by あれ at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 90's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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