2006年06月15日

森高千里「ロマンティック」

森高千里「Romantic」森高千里の88年発表の5曲入りミニアルバム「ロマンティック」。
初期森高の一般的な印象と言うと、突飛な歌詞と奇抜な衣装と言う所かもしれないけれど、このミニアルバムは、夏向けのリゾートポップを展開していて、なかなか心地良い1枚。

タイトル曲である02「Romantic」が、ベストトラック。
ちょっとラテン風味のアレンジと爽やかなメロディーが、なかなかの1曲。
少々雰囲気は異なるけれど、初期の山下達郎や角松敏生に通じるリゾートサウンド、と言う感じだろうか。
さりげなく曲を引っ張る、高水健司の流れるようなベースプレイが心地いい。

01「サンホセの道」は、言わずとしれたバート・バカラックのカバー。
ボサ・リオのバージョンを下敷きにしたバージョンで(というか、そのまんまのアレンジなのだが)、普通にバカラックカバーとして聞くことが出来る。
03「あの日のフォトグラフ(ボサノバヴァージョン)」は、1stアルバム収録曲のリアレンジ・バージョン。
1stアルバムは持ってないので、オリジナルとの比較は出来ないのだけれど、普通にボサノヴァをやってます。
森高のヘタウマ・ボーカルが、アストラッド・ジルベルトに通じる……なんて書くと褒め過ぎかな……。
04「海岸」と05「静かな夏」も、02「Romantic」と同じく夏っぽいリゾートソング。
両方ともメロディーはそこそこいい曲なのだけれど、ちょっとアレンジがお粗末かな。
せめてグルーヴィーなギターの音でも入ってたら、全然違う雰囲気になったんだろうけど。

と、そんな感じのミニアルバムなのですが、02「Romantic」は、かなりイイ。
森高のヘタウマ・ボーカルさえ気にならなければ、シティポップ好きにも受け入れやすいサウンドではないかと。
森高千里って、初期〜中期こそ色物的な印象が強い曲が多いけれど、「TAIYO」以降の後期のアルバム(細野晴臣プロデュースの「今年の夏はモアベター」も含む)は、結構イイ感じの曲が多いので、普通のポップスファンにも、是非聞いて頂きたいものであります。
特にボサ・アレンジの曲は絶品です!


【収録曲】
01. サンホセへの道(Do You Know The Way To San Jose)
02. Romantic
03. あの日のフォトグラフ(ボサノバヴァージョン)
04. 海岸
05. 静かな夏


posted by あれ at 00:54| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャパニーズポップ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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